FRAGRANCE JOURNAL 2020/5月号

No.479(Vol.48/No.5)

【特集】肌遺伝子研究とパーソナライゼーション


化粧品の開発は個々の情報に添った形でよりパーソナルなものが求められています。今回の特集では“パーソナライゼーション”をキーワードにマーケティングから遺伝子レベルの基礎研究などこれからの製品開発の参考となる研究についてご紹介します。

●進化するパーソナライゼーションの形
 …ユーロモニターインターナショナル 木村 幸
●シワ・タルミと関連が強い遺伝子領域
 …日本メナード化粧品 総合研究所 伊達 靖
●遺伝子の作用を助ける有効成分とそのメカニズム
 …BASFジャパン ケア・ケミカルズ事業部パーソナルケア ソリューションズ 清水かおり
●遺伝子で決まる日本人の日焼け・肌色
 …東北大学大学院 医学系研究科皮膚科学講座博士課程 志藤光介・山﨑研志・相場節也,東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 小島 要
●ダニによるアトピー性皮膚炎の原因遺伝子特定
 …筑波大学 医学医療系免疫学研究室 金丸和正・渋谷 彰

〔特別寄稿〕
●老人性色素斑のメラノサイト活性化メカニズムとその合理的な美白法
 :第2章 老人性色素斑の色素増強促進メカニズム
 …宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター 芋川玄爾

〔日々粧進〕
〇アロマの滴に希望をつめて
 …サンシャトゥー 代表取締役 今村 祥

〔最新研究〕
〇化粧品,パーソナルケア製品製造現場における微生物トラブル事例
 …花王 安全性科学研究所 都島康彦・荒木裕行,ライオン 研究開発本部 大谷正彦,コーセー 安全性・分析研究室 鈴木留佳,マンダム 製品保証部 臼倉 淳,万田発酵 研究開発部 藤岡耕太郎,大河微生物研究所 大河正樹
〇ヒト表皮細胞におけるウマプラセンタ抽出物の多様な抗老化作用
 …日本生物製剤 研究所 杉本皓司・五十嵐恭子・平野栄一,大阪市立大学 大学院医学研究科皮膚病態学 小澤俊幸,岡山理科大学 工学部バイオ・応用化学科 安藤秀哉

〔新原料〕
〇天然由来で微生物菌叢に優しい「デオビオーム NONI(DEOBIOME NONIPRCF)」(VYTRUS BIOTECH)
〇菲薄化を防ぎシワを改善する「REVERSKINTM」(日本触媒)
〇細胞の生活リズムを取り戻し,肌の美しさと幸福感を高める「SynchrolifeTM」(クローダジャパン)

〔連載〕
〇コスメティックスの未来予想図(9):美容と親和性の高いフェムテックが進化
 …アイスタイル BeautyTech.jp 編集部 小野梨奈

〔学会報告〕
〇日本化学会 第100春季年会

〔翻訳〕
〇口紅の内幕,顔料分散体で変わる官能特性
 …Oriflame, Bray Dearbhalle Lynn 他

〔統計〕
〇2019年1~12月分全国化粧品出荷実績表
〇洗浄剤などの製品販売統計表(2019年1~12月)

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