花王株式会社は、毎日のスキンケア動作習慣が心拍自律神経活動、皮膚状態に影響する可能性を発見した。女性の皮膚状態を測定後、日常のスキンケア動作の手の動きの速度から心拍自律神経と皮膚状態との関連を調べた。ハンドプレスやゆっくりとした手の動きは、心拍自律神経活動のバランスに影響を及ぼし、よりリラックスした状態に導き、速い手の動きは、皮膚の弾力性が高いことがわかった。毎日習慣的に行っているスキンケア動作は、手から皮膚への物理的刺激を通して心拍自律神経活動のバランスに影響を与え、また皮膚のハリに関与している可能性も示唆された。
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