原稿本

2020年10月号

大気汚染物質によるシミ形成に対する予防的アプローチPreventive approach to skin spot formation by air pollutants

  • 名古屋大学大学院医療系研究科/日本メナード化粧品㈱総合研究所(Nagoya University Graduate school of Medicine/Nippon Menard Cosmetics co., ltd.)
  • 奥野凌輔(Ryosuke Okuno)

大気汚染は窒素酸化物、硫黄酸化物、微小粒子状物質(PM2.5)や黄砂などの浮遊粉塵などであり、呼吸疾患など健康に被害を及ぼすため世界の環境問題として注目されている。
こうした疾患による死者は世界で年に数百万人に上る一方で、汚染物質の影響は、シミやシワ、ニキビとの関連も指摘されている。
大気汚染物質が多い地域ではシミを持つ人が多く観察されている。大気汚染物質による健康被害は呼吸器系や眼,皮膚の疾患といった医療だけでなく、美容分野でも、対策が重要だという。

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