原稿本

2020年5月号

遺伝子で決まる日本人の日焼け・肌色Genes related to sunburn and skin type in Japanese

  • 東北大学大学院医学系研究科皮膚科学講座/東北大学東北メディカルメガバンク機構(Department of Integrative Genomics, Tohoku University of Medicine)
  • 志藤光介(Kouske Shido)
  • 小島要(Kaname Kojima)
  • 山﨑研志(Kenshi Yamasaki)
  • 相場節也(Setsuya Aiba)

肌の色調に影響を与えるのはメラニン、カロテノイド、酸素化ヘモグロビンである。
中でも一番影響を与えるのはメラニンであり、黒色のユーメラニン、黄色のフェオメラニンの2種がある。この比率の違いにより、肌や毛髪の色に違いがでる。民族によって肌の色を決める遺伝子は異なっている。
日本人の日焼けには8 つの関連遺伝子があり、スキンタイプは日光による皮膚老化や発がんのしやすさに影響し,特に関連遺伝子OCA2 は皮膚がんの発症しやすさとの関係があるとしている。

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