aromatopia No.125 2014/7月号(vol.23/No.4)

【特集】柑橘果実─その機能性と健康効果

近年、柑橘果実の香り成分の研究が進み、新たな香りや機能性成分の健康効果が解明されるようになってきました。生理・心理的作用を中心に疲労やストレスを改善して、自律神経の改善に役立つことも知られるようになってきました。特集では、柑橘精油の機能性、香酸柑橘果実の機能性、ブドウ、グレープフルーツ、ブルーベリーとビルベリー、和柑橘果皮、リンゴ、ウンシュウミカン、梅などの機能性成分と健康効果について最近の研究成果をもとにまとめました。
      
・カンキツ精油が有する機能性─美白と健康の見地から…高知大学 農学部 受田浩之
・香酸柑橘果実の機能性成分とその効用…東海学園大学 三宅義明
・ブドウの品種─その香りと機能性…農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 小川一紀
・グレープフルーツ精油の香りによる自律神経活動変化と生理機能変化…ANBAS 永井克也
・ブルーベリーおよびビルベリーの歴史そして機能性研究について…わかさ生活 プロアドバイザー室 松永 望
・和柑橘果皮に含まれる有価成分とその機能について…熊本大学 パルスパワー科学研究所 佐々木 満
・りんご香気の生理的機能性に関する研究…青森県産業技術センター 弘前地域研究所 奈良岡 馨
・ウンシュウミカンに含まれるβ-クリプトキサンチンの健康機能性… 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 カンキツ研究領域 杉浦 実
・柑橘風味を食材へ有効利用─「柑味鮎(かんみあゆ)」の開発…山口大学 農学部 赤壁善彦
・梅の機能性成分と効果─朝の梅一粒が福を招き、三毒(食物の毒・水の毒・血の毒)を絶つ…実鈴 湯川一夫
 
◇巻頭言:柑橘大国ニッポン

☆aromatopia interview
・野草とともに生きる フランソワ クープラン氏
・南アフリカ発 東洋医学を基にしたセラピューティック・リフレクソロジー…インガ ドーガン氏

☆WORLD REPORT
・フィンランドより:フィンランドのハーブ紀行…石丸沙織

☆Free Theme Article
・セルフ・トリートメント(セルトリ)のすすめ…諏訪 寛

☆Report
・セミナーのノートから:第17回 アロマトピアセミナー「本物の精油とは何か? ─精油の構造・活性相関・市場の実態」…編集部
・セミナーのノートから:グリーンフラスコセミナー「孤立したケアラーの支援をめざして─牧野史子さんをお迎えして」…編集部

☆Series
・英国庭師修行日記(5):夏の夜長のお楽しみ…藤田 円
・日本のみなさまへ 世界で活躍するセラピストからのお便り(8)…フォード麻子
・アロマセラピストが学ぶやさしい化学(10):細胞膜をつくる分子…齋藤勝裕
・緑のGarden Cityから(54):ユーカリオイルの老舗ブランド「ボシスト・オウム」…古川令子
・家族が認知症になったアロマセラピスト実体験記(3):認知症ケアの現場と理念が創る、自分らしく生きるための「私たちの認知症」…樋渡志のぶ
・精油の生物活性を学ぼう(2):毒とは一体何か?…吉岡 亨
・Aromatopia Information Reference
・しんいちろうの物申す!!(5):西洋医学VS代替療法 マーケティングがお上手なのはどちら?!…林 真一郎
・ハーブリサーチレビュー(83):ヤマブドウ果実由来のアントシアニンによる抗がん作用のメカニズムについて…村上志緒

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