FRAGRANCE JOURNAL 2013/7月号

No.397(Vol.41/No.7)

【特集】香粧品の感触,触感

香粧品の開発では、機能性と使用性、双方のバランスをうまく取ることが不可欠で
す。口紅、サンスクリーン剤をはじめ、各タイプの製品における両立の最新技術を
紹介します。また、使い心地を判断する人間の側から、その良し悪しはどのように
して決まるのか、物性と感性の関連についても、様々なアプローチから研究が進め
られています。

■化粧持ちと良好な使用感を両立させた高機能口紅の開発
 …コーセー 研究所 メイク製品研究室 郷田千恵
■高い紫外線防御効果と使用感の良さを両立させたサンスクリーン製剤の開発
 …カネボウ化粧品 スキンケア研究所 小田島秀樹
■髪の絡まりの実態調査とヘアケア製品への応用
 …花王 ヘアビューティ研究所 寺田英治
  花王 総合美容技術研究所 川上 彩
■冷感を増強・持続させるメカニズムの解明と化粧品への応用
 …資生堂 リサーチセンター 宇山允人・井上かおり・宮原令二
■デオドラント製品に求められる感触と剤型のトレンド
 …ライオン ビューティケア研究所 杉本真弓
■指通りの良いプレストパウダー型整髪剤の開発
 …マンダム 商品開発部 浅田拓二
  マンダム 技術開発センター 大野健剛
■皮膚の温度受容体の機能と製品開発
 …自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理学研究所) 細胞生理研究部門 富永真琴
■脳波のフラクタル解析を利用した感性志向型製品開発
 …長岡技術科学大学 工学部 中川匡弘
■「さらさら」「ふわふわ」という言葉が表す質感・感性情報の定量化による製品開発支援
 …電気通信大学大学院 情報理工学研究科総合情報学専攻 坂本真樹.日本電信電話 NTTコミュニケーション 科学基礎研究所 渡邊淳司

〔時評〕
○高齢化と健康・美容

〔日々粧進〕
○男性美容はトレンドで終わらない
 …DANBIKEN主宰 藤村 岳

〔Topics〕
○日仏セミナー 開催:抗酸化物質―新たな資源とその応用
○第4回 化粧品開発展 開催
○日本化粧品技術者会 第53回総会開催

〔Victory Quality〕
○ディープインパクト “ナールスピュア”

〔新原料〕
○カラーコスメで高い性能を発揮する多機能PEGフリーW/O乳化剤「ABIL EM 120」(エボニック ジャパン)
○若々しく明るい目元のためのデュアルアプローチ「Shadownyl」(BASFジャパン)
○保湿効果を長続きさせるための新メカニズムを活性化「アクアエクストリーム」(ティーエストレーディング)

〔新機器〕
○レーザー方式の粒子径分布測定装置「LA-960」(堀場製作所)

〔新製品〕
○三次元ヒト粘膜組織モデル 口腔・歯肉・膣粘膜モデル (ニコダームリサーチ)

〔Focus〕
○第4回 化粧品開発展 アカデミックフォーラム

〔FJセミナー〕
○第10回 化粧品技術実践セミナー 講師 和田孝介

〔我が社の動力言〕
○日本ゼトック

〔連載〕
○化粧品合成高分子 (33):未来材料
 …日油 島田邦男
○品質保証大戦略(2):品質を支えるリーダーの「質」
 …SHONAN T.Q.M 研究会 和田孝介
○未来の美肌-幹細胞イノベーション(4):表皮社会の繁栄と崩壊
 …日本メナード化粧品 長谷川靖司・伊達 靖
○ビューティサイエンティストの窓(25):睡眠と美容
 …ビューティサイエンティスト 岡部美代治

〔学会報告〕
○第38回 日本香粧品学会
○日本農芸化学会 2013年度大会[仙台]

〔Through the Web TOPICS No.55〕

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