FRAGRANCE JOURNAL 2020/1月号

No.475(Vol.48/No.1)

【特集】スキンケア開発技術

スキンケアは化粧品の中でも基本であり、多くの人が実際に生活の中に取り入れ、愛用されています。肌を健やかに保ち、トラブルを未然に防ぐ重要な役割を担う部分であり、その基礎研究から製品開発には、多くのメーカーが取り組んできています。今回はその新たな知見についてまとめてもらいました。

●ヒト線維芽細胞におけるコラーゲン受容体と細胞外マトリックス形成
 …ファンケル 総合研究所ビューティサイエンス研究センター皮膚科学第一グループ 蔀 泰幸
●Na+/H+ exchanger 1(NHE1)は皮膚pHと肌荒れに関与する
 …日本メナード化粧品 総合研究所 村上祐子
●生来の角層機能を高める保湿技術
 …花王 スキンケア研究所 伊平 寛・片山 靖
●生理活性脂質ホスファチジルイノシトール高配合リポソームによるヒアルロン酸合成促進作用と保湿効果
 …日本精化 香粧品事業本部 香粧品研究開発部 仁木洋子・小寺啓貴・岩崎和弘・遠藤香凜
●カエデ属植物に含まれる希少成分ギンナリンBの機能性と化粧品原料への応用
 …伏見製薬所 糖質・バイオ研究部 機能性糖質グループ 石川文博・竹内ちひろ
●現代の保湿剤に求められる機能
 …成和化成 上利佳輝

〔翻訳〕
〇感受性の解明,敏感肌のIn vitro 解析
 …BioInnovation Labs Robertz Holtz

〔学会報告〕
〇SCCJ 研究討論会(第85回)

〔Information〕
〇第1回 武庫川コスメティックサイエンスフォーラム 武庫女から拓くコスメティックサイエンス(武庫川女子大学 薬学部)

〔日々粧進〕
〇コスメ通販アプリで広がる世界
 …ノイン 代表取締役CEO 渡部 賢

〔新原料〕
〇4種類のヒアルロン酸誘導体配合高保湿剤「4D ヒアルロン酸Na SF4」(進栄化学)
〇皮膚常在菌のバランスを整える「BIOTILYSTM」(日本触媒)
〇海とお肌に健康を「クラゲコラーゲン(JelliCollagen® CIS )」(海月研究所)

〔Topics〕
〇「コスモプロフ アジア 2019」“国際バイヤープログラム”に協会会員3社が招待参加(日本輸入化粧品協会)
〇第40回化粧品技術情報交流会議開催(日本化粧品工業連合会)
〇プロテオグリカン・ビジネスフォーラム 2019 を開催(角弘 プロテオグリカン研究所/ 一丸ファルコス)
〇創業30周年記念講演会開催(アイ・ティー・オー)
〇“iKeda テクニカルセッション”開催 海外トレンドに即した天然原料及びその処方を紹介(池田物産)
〇乳香でメラニン産生抑制やオキシトシン増加 夜用美容液を刷新(三省製薬)
〇太陽光を選択するサンケア製品,最短で内外アプローチする美白製品 新製品 研究勉強会を開催(ポーラ)
〇Swedish Beauty Festival 2019 開催
〇スキンエイジングアトラス 出版記念セミナー開催(日本ロレアル)
〇2020 NEXT CHINA SEMINAR in Tokyo 開催(MeasureChina)
〇China Beauty Summit 2019 講演会開催(日本美粧協会JBA)

〔連載〕
〇香りのサイエンス(2):赤ちゃんの匂いの採取・成分分析・感覚評価~爽やかだったその匂い
 …神戸大学 理学研究科 尾崎まみこ
〇コスメティックスの未来予想図(7):ビッグデータから誕生する化粧品たち
 …アイスタイル BeautyTech.jp 編集長 矢野貴久子
〇中国市場に挑む(49):加速する日中交流
 …日中化粧品国際交流協会 理事長 楊 建中

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