FRAGRANCE JOURNAL 2018/5月号

No.455(Vol.46/No.5)

【特集】エコ・エシカル・エネルギーな研究開発


地球環境を保全し、持続可能な産業や開発が必要とされており、すべての産業がそれを意識して活動する時代になっています。今回は香粧品業界に関連する地球環境の視点から環境に配慮した製品開発、環境問題に対する企業・機関の取り組みについてまとめています。


■環境中期目標の推進と使用済み紙おむつの再資源化システム(紙おむつから紙おむつへ)の開発
 …ユニ・チャーム株式会社 宮澤 清
■ワイン製造副産物の有用活用法の検討
 …北海道ワイン 佐藤朋之・田島大敬・河西由喜・齋藤浩司
■安全性と環境性能を両立させる次世代ノンフロン噴射剤とフッ素系溶剤の開発
 …ハネウェルジャパン フッ素化学品事業部 粟野寛隆
■醤油製造副産物及び廃棄キノコからのフリーセラミドの製造とリサイクル
 …ジェヌインR&D 研究開発部 開  忍
■海洋プラスチックゴミ問題への取り組み
 …テラサイクル ジャパン 片山亜沙美
■ナチュラル・オーガニック化粧品の認証,COSMOS-standard(コスモススタンダード)における環境への配慮と持続可能(Sustainability)な開発
 …ドイツ化粧品医薬品商工連盟/BDIH 最高責任者 Harald Dittmar,ドイツ化粧品医薬/商工連盟/BDIH 技術顧問 Roland Grandel,ドイツ化粧品医薬品商工連盟(BDIH) 日本事務局 事務局長 丸山智子
■2020年,未来に向けたサスティナブルな企業使命と解決への取り組み
 …アシュランド・ジャパン 福田政彦

〔Column〕
○Sustainable Cosmetics Summit開催

〔日々粧進〕
○やさしいはちみつ,ぬくもりと共に
 …長坂養蜂場 代表取締役社長 長坂善人

〔最新研究〕
○日本人におけるむだ毛処理の実態及び心理的関連要因
 …東京未来大学 こども心理学部 鈴木公啓

〔新原料〕
○天然由来の1,3-BG「BrontideTM」(ダイセル 有機合成カンパニー )

〔Topics〕
○化粧品の自然・オーガニック指数表示に関する業界ガイドラインを制定(日本化粧品工業連合会)
○in-cosmetics global 2018報告…ムムシキ 加藤智彦
○BeautyTech Tokyo MeetUp Vol.1 日本のbeauty tech,いまと未来
○CPhI Japan 2018にて化粧品セミナー開催

〔学会報告〕
○第138 年会:次世代に向けた創薬・医療 イノベーションの今(日本薬学会)

〔翻訳〕
○毛髪,頭皮を健康に―コンディショニングとバリアに有効なセラミド-2構造類似体
 …Symrise Yihua Jiang・Jie Lu

〔連載〕
○中国市場に挑む(36):PCHi に見る中国化粧品原料市場のトレンド
 …日中化粧品国際交流協会 理事長 楊 建中
○品質保証大戦略(31):他責がまねく貧質
 …SHONAN T.Q.M 研究会 和田孝介
○化粧品合成高分子(62):ウイロイドの活用
 …東京農業大学 客員教授 島田邦男,元ディナベック 知財広報ライセンス室長 矢野嘉宏

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