FRAGRANCE JOURNAL 2007/1月号

No.317(Vol.35/No.1)

【特集】第24回IFSCC大阪大会日本人口頭発表論文

■乾燥および正常皮膚バリア特性を模倣した新奇角層代替品:有効成分スクリーニングへの簡便、かつ効果的なアプローチ
…Leiden大学 J. A. Bouwstra
■ケラチノサイトの脱核における制御因子の同定とバリア機能の関係
…資生堂 ライフサイエンス研究センター 片桐千華
■どのようにして顔の毛穴の目立ちを改善するか
…資生堂 リサーチセンター 飯田年以
■有効性の高いスキンケア製品の開発にむけた非侵襲的な生体工学的計測に基づく肉眼レベル以下の皮膚変化の科学的な特徴づけ
…東北大学名誉教授 田上八朗
■抗老化医薬と漢方(伝承中国医学):東洋医学に見られる知恵
京都府立医科大学 漢方医学科 三谷和男
■化粧品成分の体外と体内から皮膚への送達
…城西大学 薬学部 杉林堅次
■Silymarin 中の皮膚老化抑制活性成分の同定とシリビン処理3次元皮膚モデルにおける遺伝子発現解析
…ファンケル 総合研究所 基盤探索研究所 北島誠司
■加齢がもたらす表皮基底板の構造変化
…コーセー 研究本部 基礎研究所 畑 毅
■クロバナツルアズキ抽出物の基底膜ケアに関する有用性
…丸善製薬 総合研究所 川嶋善仁
■皮膚の過酸化脂質修復機能に着目した新たな抗老化アプローチ
…コーセー 研究本部 水谷友紀
■バイオインフォマティクスの化粧品科学への応用-マイクロアレイと文献を活用した新規DNA修復関連遺伝子の探索
…カネボウ化粧品 基盤技術研究所 杉山義宣・青 裕子
■含水パウダー技術の開発
…コーセー 研究本部 第二製品研究所 五十嵐啓二
■マイクロビームX線小角散乱によるくせ毛と直毛の微小構造解析
…花王 ヘアケア研究所 梶浦嘉夫
■L-カルニチンは表皮機能に必要なエネルギーを供給する表皮で生合成される
…カネボウ化粧品 製品保証研究所 丹野 修
■表皮は神経系である:神経情報伝達物質受容体制御による皮膚バリア機能の向上
…資生堂 リサーチセンター 傳田光洋
■角層カタラーゼ活性測定法の確立と角層カタラーゼ活性の太陽紫外線による皮膚傷害度指標への展開
…ニッコールグループ コスモステクニカルセンター 山田涼子
■非侵襲法による生理老化と光老化の皮膚内部ダメージの新評価
…ポーラ化成工業 品質開発チーム 川畑真理絵
■フラクタル理論とJISパラメータを用いた「肌のなめらかさ」印象の実態解明
…ポーラ化成工業 研究所肌研究・計測チーム 水越興治
■高分子-酸化亜鉛コンポジットを利用した新しい水ベースのサンスクリーンジェル
…ポーラ化成工業 メークアップ開発部 高橋栄治
■UVB照射下のヒト皮膚培養モデルで生成される活性酸素種のリアルタイム可視定量化
…プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン 研究開発本部 パーソナルビューティケア部門 箱崎智洋
■透明感肌の評価法
…プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン 神戸テクニカルセンター 松原 晃
■肌の透明感やツヤ感など視覚的要素と皮膚の反射特性
…ノエビア神戸研究所 中島紀子
■多視点画像解析と光学シミュレーションに基づく新しいファンデーションの設計開発手法
…花王 スキンケア研究所 美崎栄一郎
■光の色で顔の印象が変わる:ファンデーションの処方技術と仕上がり評価
…花王 スキンケア研究所 南 浩治
■コンピューター・シミュレーションによる新規な複合粉体の設計・開発およびベースメーキャップ製品への応用
…資生堂 リサーチセンター 化粧品開発センター 小川克基
■グルタチオンリサイクル系は老化に伴う表皮有色メラニンの退色遅延に影響を及ぼす
…日本メナード化粧品 総合研究所 山羽宏行
■マスト細胞トリプターゼによる細胞外マトリックス損傷と光老化の関与
…一丸ファルコス 開発部 研究開発課 アルナシリ イダマルゴダ
■タイトジャンクションの皮膚水分バリア機能とその化粧品への応用
…ポーラ化成工業 中央研究所 肌研究・計測チーム 倉沢真澄
■液晶を利用した優れた皮膚バリア機能をもつ擬似角質細胞間脂質の開発
…ニッコールグループ コスモステクニカルセンター 金 仁榮
■新たなコンセプト:キミルアルコールによる新しい経路を通じた皮膚の美白
…サンクリニック・サンケア研究所 市橋正光
■セラピーメーキャップは皮膚病変を伴う患者のQOLを改善する―医療と美容の統合により創出された白斑に対するカバーファンデーション
… 資生堂 R&D企画部 提橋義則
■前頭葉活動により顔の肌性格が予測できる―近赤外分光分析法を用いた検討
…資生堂 ライフサイエンス研究センター 谷田正弘
■第24回IFSCC大阪大会口頭発表論文要旨(日本人発表を除く)

〔時評〕
○皮膚生理メカニズムと皮膚官能研究のインテグレートの時代

〔Spot News〕
○第120回 FJセミナー「最新の乳化技術の研究動向」

〔スポットレビュー〕
○化粧品の安全性と自己責任
…ファンケル 化粧品技術顧問 西島 靖

〔Fragrance Review〕
○第27回 化粧品技術情報交流会議開催

〔学会報告〕
○第59回 SCCJ研究討論会

〔Through the Web UPDATE No.54〕

〔香粧品技術情報〕
○ポーラ、水系サンスクリーンジェル用の新UVカット素材で自然な塗布感、みずみずしい仕上がりを実現
○コーセー、優れた紫外線防御効果と透明で自然な仕上がりを両立させた新素材を開発

〔研究所紹介〕
○ナノDDS技術を化粧品開発に応用―ミクロン美容科学研究所(ホソカワ粉体技術研究所)

〔企業紹介〕
○バイオ技術で化粧品原料を開拓(ジェノラックBL)

関連記事

  1. FRAGRANCE JOURNAL 2016/6月号

  2. FRAGRANCE JOURNAL 2019/1月号

  3. FRAGRANCE JOURNAL 2006/5月号

  4. FRAGRANCE JOURNAL 2006/12月号

  5. FRAGRANCE JOURNAL 2021/5月号

  6. FRAGRANCE JOURNAL 2010/10月号